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ケガも悪くない




こんにちは!アスレティックトレーナーの小嶋たかひろです。


今回のタイトルなかなか刺激的ですよね?もちろんケガをしたことっていうのはツラいし痛いし悲しいものです。


私も両膝の手術を経験しています、左膝に至っては大学4年生の10月にACL断裂です。絶望ですよね、実際コレで引退しました。


それでも


それだとしてもそこから何を得るか?その経験こそが人を強くしてくれると感じました。



 

1、ケガは悪くない

ケガをするには何かしら理由があります。疲労が溜まっていた、相手とのコンタクトに負けた、単純に滑った、不注意など…


例えばアクシデントであっても、いわゆる過失10:0は運動中であれば珍しいのか一般的。


運が悪かった、相手のせい、タイミングが悪かった


言ってしまえばそれで終わりかもしれませんが、そこにどれだけ自分の過失を認められるか?自分で避けられる要素はなかったか?厳しいようですが、そこにフォーカスする必要があります。


疲労管理や体調管理、自分のフィジカル・スキルレベル、状況把握などがこれにあたります


私が左ACL断裂をしたのは相手との接触によるものですが、根本は自分の判断能力が甘かったことに起因しています


実際、こう言われると心当たりがある方は多いかと思います


そして、これってそのままその人の弱みに直結します


私は判断能力が低いからケガをしたフィジカルが弱いから当たり負けしてケガをしたタックルするスキルがないからケガをした


卑下するわけでもなく、悲劇のヒロインになるわけでもなく、冷静にケガの原因を見定め何故そうなっているかを知る


そうすることで自分の弱点を克服するきっかけを作る


そう考えたらケガも自分をレベルアップさせる1つの要素になると思いませんか?



 

2、私の場合


いまお話したように私の場合は判断能力の低さによるケガです


あとは自分なら出来ると過信したこと


この経験から

①フィジカルに頼ったパワープレイを避けること

②等身大の自分を相手と冷静に見極める能力


この2つの重要性に気づきました


この2つの気づきは、スポーツをしていない今も仕事に活きています


①はガツガツやる必要がない時には必要のないものはやらない

②自分が今何をできるか?何を出来ないか?を判断する


これらを当たり前と思うかもしれませんが、意外とできていない方多いです


自分の弱みを知っているからこそ気をつけようと思える


知らなければ気づきもしませんからね




 

3、ケガの経験をどう活かすか?


選手であればケガをした部位はもちろんケガしていない所を丁寧に見直す時間になります


通常の生活でいいのであれば普段の自分を省みる機会にする


これらの作業は自分の弱みと向き合うので辛い所もあるかと思いますが必要だと信じてやってみて下さい。


今でも自分の弱みや改善部分をしっかり見つめる時間は取っています


だからこそ次は失敗しないよう努力するし、注意して2度目はないようにする


経験しなければ分からないところですね


この話もどこまで自分事として受け入れるかそれはあなた次第です


反面教師という言葉があるように私と同じ間違いはしない過去の自分と同じ失敗をしない


ケガというアクシデントから学ぶものは多いです


ぜひこのケガをケガで終わらせることのないようにしてみて下さい


ちなみに写真は

「ケガと向き合うことは怖さもあるけど周りを見渡したり、渡りきるとまた違う景色が見えるよ」

って意味を込めました


 

Body School 日吉店

アスレティックトレーナー

小嶋毅弘

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